業績予想

2022年3月期の業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)

(単位:百万円)

2021年3月期
実績

2022年3月期
業績予想

増減額

増減率

売上高

34,485

34,670

185

0.5%

営業利益

1,407

1,140

△267

△19.0%

経常利益

1,588

1,280

△308

△19.4%

当期純利益

1,739

890

△849

△48.8%

 2021年度におけるガス設備事業は、新型コロナウイルス感染拡大の影響による企業収益の減少や雇用情勢の悪化等により、民間の建設投資や住宅投資における回復の動きが緩やかなものとなることが見込まれているほか、少子高齢化の影響による世帯数の減少に伴い、住宅着工戸数が漸減傾向で推移すると予想されております。しかしながら、リフォーム・リノベーション市場は堅調に推移すると見込まれていることに加え、近年の異常気象の頻発、被害の激甚化をうけ、災害時の避難所としての良好な環境作りや良好な教育環境の確保を目的とした「東京都公立学校屋内体育施設空調設置支援事業」に伴い、GHP工事も引き続き好調を維持することが見込まれております。
 ガス導管事業においては、国土強靭化基本計画によるインフラ整備事業に伴う需要が引き続き堅調に推移するものと予想しており、東京ガス株式会社をはじめとした各ガス事業者の設備投資計画が引き続き堅調に推移することが見込まれております。一方で、エネルギー業界における「電力・ガス小売り自由化」の進展に伴い事業者間の競争激化が鮮明化しており、設備投資計画に伴う工事発注方式の変更などが懸念されますが、各工事における適正利益率を確保するべく予算管理の徹底やローコストオペレーションを実施するとともに、無駄のない工事計画と工程管理の徹底により工事量の確保および品質向上に努めてまいります。
 建築設備事業における工場施設関連の営繕工事においては、顧客企業の各工場における設備投資が見込まれるほか、集合住宅給湯・暖房工事の受注は堅調に推移するものと予想しております。しかしながら、新設建物に関連した給排水衛生設備工事においては、前年度、建築工事の遅延により繰り越された大型案件の完成が集中した結果、施工力との兼ね合いで選別受注を余儀なくされたこと、および個人宅での作業が伴うリノベーション工事においては、新型コロナウイルス感染拡大の影響により工事を自粛せざるを得なかったことなどにより、手持工事高は4,790百万円(前年同期比432百万円減、8.3%減)となっておりますが、工事担当者の多機能化による他の工事へのシフトを進め、工事量の確保に努めてまいります。
 電設土木事業においては、東京電力パワーグリッド株式会社の設備投資計画に伴う管路埋設工事やケーブル保守に伴う工事は発注者側の徹底したコスト管理施策により引き続き厳しい受注環境となることが予想されておりますが、受注量は堅調に推移するものと見込んでおります。また、前年度、新型コロナウイルス感染拡大の影響によりゴルフ場への来場者数が激減したことに伴い、計画工事の予算凍結や見送りが発生したイリゲーション工事においては、大幅な改善は難しいものの、昨夏以降集客数は徐々に増えていることから受注環境も改善されると見込んでおり、クラブハウス設備工事においても営業担当者を増員することで受注増を図るとともに、一層の収益確保に向け、綿密な工事計画と適切な要員配置の実施によるローコストオペレーションの徹底に努めてまいります。

 今後予想される事業環境の変化に対応し、一層の成長を遂げるために、全社的な多機能化とさらなるコスト競争力を備え、企業ビジョンに掲げる『真の総合設備工事会社』としての体制・基盤作りを加速させるとともに、以上の諸施策を各セグメントで着実に実施してまいります。

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